20100403
2010年4月 6日 20:39 - cityside - streetcorner (life)
代々木公園での花見に顔を出してから、知人が出演する吾妻流の舞踊を観に国立劇場へ行き、夕暮れに溜池山王の桜坂を歩いた。花見と僕の相性は、あまりよくない。桜を見なくても美味い酒は飲みたいし、酒を飲まなくても見事な桜は見たい。と言ってみたところで、要は天の邪鬼、集団性が苦手なのだ。とりわけ桜に思い入れがあるわけではないが、僕の好きな東京の桜、ベスト3は次の通り。まずは、「ANAインターコンチネンタルホテル東京」から「ホテルオークラ東京」にかけての、先にも書いた溜池山王の桜坂。ポップソングに歌われた「桜坂」は、大田区沼部にある。次に、弁慶濠のボートハウスから「ホテルニューオータニ」にかけての、紀尾井町の桜。最後に、星条旗通りの下、「かおたんラーメン」の裏手を始点として青山通りの手前までつづく、青山霊園の桜。以上、くぼ地から丘への辻に、都心の空気を一身に受けて縫い目から溢れ出るように咲く桜、それを歩いて通り抜け、桜は見えないけれど存在は十分に感じられるといった距離にあるカフェかバー、蕎麦屋か寿司屋に入るのが僕好みの東京の春だ。
H.



